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Yoky's Newsletter #2 人生の転機と混乱を受け入れる

Yohana 創業者のヨーキー松岡がお届けするニュースレターです。
経営者であり、4児の母でもある彼女がキャリアと人生を切り開くなかで得た気づきや学びを共有します。
※この記事は、2023年8月23日に公開された英語版を翻訳したものです。


On My Mind(私の頭の中) - 人生の転機

夏が終わり、子どもたちの学校も始まったので、ここ数ヶ月の慌ただしい日々を振り返ってみました。素晴らしい家族旅行で夏を締めくくれたことに感謝しています。もちろん、どんな家族旅行にもハプニングはつきものですが、そのハプニングさえも一生の思い出になりました。(タクシー代が本来より17倍も高く請求され、あたふたしているうちに鳥にフンを落とされたこととか)。

休暇から戻ると、周りの人は私たちがリラックスして元気になったと思い込みます(本当にそうであればいいのですが……!)。休暇中はリラックスした気分にはなれませんでしたが、考え方の変化はありました。いつもの日常から離れ、家族と充実した時間を過ごしたことで、新しい視点が生まれ、圧倒されそうな季節が少し楽になりました。

私生活でも仕事でも、私の世界では一度にたくさんのことが起こっています。今月は私たち家族にとっても重要な月でした。先週、私は上の子を大学に送り出しました。この日のことを聞かれるたびに、涙がこみあげてきます。コーチは、この感情が私のCPUサイクルの多くを占めていることで、霧の中で生きているような状態になっていると気づき、溜め込まずに吐き出すよう言いました。

”その日”(=長女が家を出る日)は先週の水曜日に訪れましたが、驚いたことに、とても素晴らしい日でした。もちろん、生まれた時は約1800gの赤ちゃんだった娘が成長し、家を出ることを考えると、予想していた通りの寂しさを感じましたが、 彼女の将来に対する期待と幸福感に包まれるのに、ほんの数分しかかかりませんでした。家族での夕食のような時間、その場に彼女がいないことは寂しく、悲しみが襲いますが、霧は晴れ、今は彼女の人生の次の章とその先の可能性に対して、わくわくする気持ちの方が悲しみよりも強いです。

この夏は私生活でも仕事上でも重要な節目でしたが、正直なところ、私にとっては辛いシーズンでもありました。もしあなたも何かに打ちのめされたり、夏が終わっても元気を取り戻せていないことに苛立ちを感じているなら、それはあなただけではないことを知っておいてほしいのです。

混沌とした日常を受け入れる

すべてが一度に起こってしまって圧倒されることは、私にもよくあります。しかし、皆そうではないでしょうか?家族のケアとチームのマネジメントを両立させようとすることも、キャリアを前進させながら自分自身のケアをすることも、結局全てを一度にこなすというのは大変なことです。
特にここ1カ月は、「一時停止」ボタンを押したいと感じていました。そうすれば、ゆっくりと一歩ずつ前進できるのにな、と。もちろん、現実は止まることなく時計は進み続けます。どんなに遅れが出ていても、不可能なことがあっても、次の日にはまた出勤して一日を生き抜かなければいけないのです。

ずいぶん前に私は、「人生をありのままに受け入れることに全力を尽くす」と自分に誓いました。しかし混沌とした日々を受け入れることは、「言うは易く行うは難し」です。すべてをコントロールできていない自分にOKサインを出すようなものです。物事が隙間からこぼれ落ちているのに、捕まえる方法がわからないということ。人をがっかりさせているのに、自分は眠るということ。家族にも、私は完璧からはほど遠いことを思い出させると同時に、彼らにも完璧を求めないよう促すということです。

以前は、人生が混沌としていたり、散らかっていると感じたりすると、もっと自分を卑下していました。面白いのは、すべてが一度に起こるような大変な瞬間の後、物事は常に良くなるということです。困難な瞬間は、私自身を前進させ、自分自身と周りの人たちにポジティブな変化を起こしてくれました。

皆さんにとって、混乱を受け入れることはどのようなことですか?
あなたの人生において、自分に厳しくしすぎていて、手放せるかを試せるようなことはありますか?

Monthly Me List

Me Listとは、まず自分に”酸素マスク”をつけることを強制するリストです。数年前、あるコーチが私にそうするよう勧めてくれました。私は今もリストの使い方を学んでいる最中で、得意だとはまだ言えませんが、自分自身を大切にすることが家族や仕事にどう役立つかを実感しています。

今月の私のMe Listのトップは、魅力的な本を読む(実際に聞く)時間を取ること:SECOND BRAIN(セカンドブレイン) 時間に追われない「知的生産術(ティアゴ・フォーテ 著)

読書をしていると言うと、人はいつも目を丸くします。読書の時間なんてあるわけないでしょ?と。私の秘密を教えましょう。それは、耳で読む時間を作ることです。再生速度を速くして耳で読む方法を少しずつ学び、今では8時間のオーディオブックを3時間で読み終えることができます。しかも、7分のドライブ中(通話がなければ)や、寒い朝のランニング中などの時間を活用して。

その他のMe List:
・勤労感謝の日の週末は休みを取り、家族のために過ごす。
・マッサージを受ける時間を作る

そして、混乱を受け入れ、ベストを尽くす以外に「正しい」方法はないことを受け入れること!

お読みいただきありがとうございました。次回もお楽しみに!

Yoky