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人に頼れば「家庭と仕事」の両立は楽しめる!Yohanaとあのひとの話 #2

Yohanaを実際に使用しているメンバーがどのような生活や仕事をしているのかを深堀りながら、Yohanaの使い方を聞く連載、「Yohanaとあのひとの話」。

二人目にご紹介するのは、スタートアップ企業で人事を担当する一方で、6歳と3歳の子育てに奮闘するあやのさんです。家事代行やYohanaを活用して効率的なくらしを実現しながら、仕事と家庭の両立を楽しむその秘訣と未来への展望を伺いました。

多様な価値観のある職場で

観光事業のスタートアップ企業で、人事を担当して8年目になるあやのさん。新卒の際に「日本の魅力を引き出すまちづくりに関わりたい」と不動産会社に入社しましたが、外国人観光客向けアパートメントホテルの宿泊事業の立ち上げメンバーとして手を挙げ、現在はスタートアップとして子会社化した同社に所属しています。
約300名と大きく成長した組織の6割は37の国と地域から集まった外国籍従業員で構成されていますが、日本人11名で創設した当初は、グローバルな採用や多様な価値観を受け入れる組織風土づくり、公平な人事制度の整備など、すべてをゼロから人事として構築する必要がありました。

彼女にとって大切な多様な価値観の構築は、小学生時代に遡ります。11歳のときに初めてサンフランシスコにホームステイをした際、ホストファミリーがインド系のベジタリアンで、肉や魚を一切食べない食文化だったそうです。「足りない栄養はサプリメントから取る家庭で、衝撃を受けました。全然違う価値観のもと楽しく生きている人たちがいるんだと、カルチャーショックを受けました」。この経験が、彼女の価値観をかたちづくる上で重要な転機となり、異なる文化や価値観を受け入れる基礎を築きました。現在も一人ひとりの多様性を受け入れて、特に多文化共生や女性活躍に力を入れながら全社研修の実施や人事制度の運用を進めていると言います。

合格ラインは「60点」

現在、6歳の娘と3歳の息子を育児中のあやのさん。パートナーが健康志向で、子供の食物アレルギーもあるためグルテンも控えめにしているなど、食生活にはかなりこだわりがあります。
しかし家事は夫婦だけで全てを抱えるのではなく、外部のサポートを積極的に活用しています。フリーランスの方に直接依頼したり、シルバー人材サービスなどを通じて週4~5日ほど、家事代行サービスを依頼しているそうです。水回りの掃除や食器洗い、野菜のカットなどを頼んでいるので、生協で届いた野菜をあらかじめ下ごしらえしてもらい、調理家電に入れれば料理が完成という状態にしています。「いつもオーブンや2つある自動調理鍋がフル稼働しています!」とあやのさんは話します。

その分、育児は全力です。週4日の在宅勤務を活用し、今年度からは時短勤務に切り替えました。子どもたちの送り迎えや寝かしつけはもちろん、家事代行サービスで空いた時間を子どもと過ごす時間に充てています。寝る前には必ず本を読むことを習慣にし、幼稚園の行事やママたちとの交流にも積極的に参加しています。「昨年度まではフルタイム勤務で行事への参加が難しかったため、今年は反省を踏まえ、全ての行事に出ることを目標にしています」と話してくれました。

生活を楽しむコツとしては「全てを1人で完璧にこなそうと思うのではなく、自分の中で60点を合格ラインとすることが大切」とあやのさん。自分の苦手なことを認め、周囲の得意な方に頼ることを意識するようになったそうです。家事育児の全てを自分だけの仕事としすぎずに、がんばるべきときに集中し、あとは肩の力を抜いて「だいたいうまくいってる」と思える心の余裕が、仕事と育児を両立するうえでの秘訣だと言います。

Yohanaも「自分仕様」で使いこなし

「Yohanaを使い始めたのは夫からのアドバイスです。日経の記事で知り、キャンペーン中だったので試してみたのがきっかけです」と語ります。
定期的に依頼しているのは、生協の食材のカゴ入れと、週ごとの献立作成です。つくってもらった献立をもとにYohanaに生協のカゴ入れまで依頼し、さらに届いた野菜を家事代行の方に2~3日分カットしてもらうシステムにしています。献立についても、白砂糖やごま油は使用しない、ナッツ類はアレルギーのため避けるなど、Yohanaには食材に関する細かい要望を事前に伝え、調理家電を使って完結する内容で作成してもらっています。

Yohanaのスペシャリストに対して改善点も積極的に提案しています。たとえば主菜と副菜の一覧表示のまとめ方を変更してもらったり、食材リストを日付ごとに整理してもらうなどの工夫によって、冷蔵庫の中の食材管理がしやすくなり、必要なものを必要なタイミングで取り出せるようになりました。

さらに、小学校受験が急に決まったこともあり、短い準備期間で効率的に進めるためにYohanaのサポートを活用しました。幼児教育に詳しいコンサルタントを紹介してもらい、そこで勧められた徒歩圏内の教室に通い始めたことで、受験準備がスムーズに進み、結果的にも良いご縁に恵まれたと言います。スケジュール管理もYohanaに任せ、受験料の納付日や合格発表日といった情報を含む予定表をカレンダー形式で作成してもらいました。「日程の把握も母親がすべてやるのが当たり前と思われるかもしれませんが、子供の体調管理や精神面のサポートなど、自分がやるべきと思うこととしっかりと分担しました」と話します。

将来の夢と挑戦

現在はキャリアコンサルタントの資格取得をきっかけに、21時からの「自分の時間」で勉強を進めています。将来は、多国籍な職場の活性化を支援したり、再就職を目指す女性をサポートしたりなど、幅広い分野で貢献したいと考えていると言います。「キャリアの選択肢はたくさんあるからこそ、自分の強みを生かした人生を送ってほしいです。私は多くの方々に支えていただいているおかげで家庭と仕事どちらも楽しくて仕方がないので、こんな大人もいるよと知ってもらえたらうれしい」。

子育てと仕事を全力で楽しむあやのさんは、多様な価値観を尊重しながら、女性をはじめ多くの人が自分らしく働ける未来を描いています。